目のクマ 対策

目のクマは病気か否か

 目のクマは、主に美容の問題と捉えられがちであり、普通の皮膚科に行っても、具体的な治療には至らない場合が多いです。

 

 ただ、腎臓などの内臓疾患があると、その病気によって血行が悪くなり、血液を赤く保つ色素であるヘモグロビンが減少して、血液の色がどす黒くなってしまいます。目の下など目立つ部分に症状として表れてくることがあります。目の下の皮膚は身体の中でも薄い部分ですので、このどす黒い血液が透けて黒いクマに見えてしまうのです。

 毎日かかさずお酒を飲むとか、食べ過ぎてしまう事が多いとかいった具合で、肝臓に負担を掛け続けていると、目の下にクマが出来やすくなってしまいます。心当たりがあり、目の下のクマに悩んでいるのであれば、お酒の量を控えるなどして、健康的な生活を送れるよう改善を試みて下さい

 

 また、循環器系の持病により、血管を拡張させるような薬を常用していると、それが目のクマの原因となることもあります。さらに糖尿病や腎臓病、甲状腺機能亢進症なども目のクマが表れやすい病気と言われています。

 

 いずれにしても、生活習慣の改善だけではどうにもならないほどひどい目のクマならば、一度、病院を受診して医師の指示を仰ぐことも必要になるかもしれません。

美容整形手術でクマをとることは可能

 一方で、いわゆる美容整形手術でクマをとるということは一般的に行われています。

 

 こちらの動画を御覧ください。

 

 

 湘南美容クリニックの則本翔先生によると、クマには動的クマと静的クマの二種類があり、このうちの動的クマ、つまり笑ったときに濃くなる、あるいは薄くなるようなクマ、指を当てると強くなるようなクマ、上を向いたときと下を向いたときで印象が変わるクマというのは、手術をすることで改善可能なクマなんだそうです。

 

 しかも、手術内容としては切らないで行える手術+脂肪注入で目の下を明るくするという方法をとっているので、顔にメスを入れるのに抵抗感があるという人はぜひ見ていただきたい内容になっています。

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